スキーをパラレル操作できているかどうか確かめるためにはどうしたら良いのか?
パラレルかどうか推定するための指標
全く別の方向を向いていてヨーイング角速度が一緒だと間違った学習をしてしまう可能性があるから、まずは姿勢推定を試した。 その結果は精度が全く足らず諦めた。スキーのような衝撃のある運動をするとすぐに5度ぐらいの誤差が出てくる。そんなに違っていたら、かなり減速してしまう。 ヨーイング角速度は斜面がグルーミングバーンで現実的な起伏の範囲内である場合は、パラレルでないと同調しない。5度毎秒ぐらいの角速度の差があるとグルーミングバーンでのエラーが発生していると判断するのが良い。 映像で見てその程度がぎりぎり揃っていないことがわかる。
一方、ローリング角速度はヨーイング角速度とくらべてパラレルではなくても一時的に合ってしまう場合がある。したがってヨーイング角速度をあわせてからローリング角速度を合わせることでパラレルを実現した方が良い。
インラインスケート Ski-Road の場合 10度毎秒程度の左右差までが成功と判定するのが適切だ。
ヨーイング角速度を同調させる練習をする場合、ターン始動時にシェーレン方向に角速度の差が起きやすいので、それを防ぐために、前のターンから次の外足トップに乗り始めることができる。 しかし、極度に不安定になることはないもののレースのタイムにはよくない。ターンが切り替わると0.05秒以内に加重が大きい側を入れ替える必要がある。したがってそのような操作をするのではなく、切り替えた旬ン感に外足トップに乗っているように練習するべき。
https://github.com/koyakei/carv-koyakei
このアプリで角速度の左右差によって音を出してフィードバックできる。感度も調整できるので、練習してみてほしい。