乗り物に力を伝える方法はふたつある
瞬間的に圧力がかかるが継続的にかけつづける事ができない方法 体の慣性力を利用して力をかける
圧力をかけられる条件を達成するのが難しいが、圧力をかけ続けられる方法。 重心を支持基底点の前方に移動して重力により角運動量を発生させる
0.1秒ぐらいの精度待っておいて狙ったタイミングで圧力をかけたいなら、慣性力での調整は必要であろう。普通のひとのバランス感覚だと重力による力を発揮するタイミングの設定は0.5秒以上のばらつきがあるように思う。人間はバランス感覚を鍛えることでこの精度を0.03秒程度まで1ヶ月ほどで
逆に、0.5秒以上継続的に力を発揮したい場合、慣性力のみで行うと、反動で重心が理想の位置にいかなくなるので、その場合は重力による力の発揮主体に切り替えるとよい。
慣性力を発揮するときには重力による釣り合いを取れる範囲で発揮しがちである。慣性力を発揮しても バランスを取るための予備動作を計算に入れてしまう。
例えば、乗り物の前側を下に押し付けるために膝を曲げるとして、膝が絶対に前に行くと思ってしまう。 慣性力だけで押し付けるなら、膝が前に行く必要はない。重力による押し下げを継続的にやるなら、重心を支持基底点より前側におく必要がある。